ガラス越しに撮影した「ジャガー」です。
私の後ろにある木々がガラスに写り込んでしまっていますね;
これでは、せっかくジャガーが寄ってきてくれているのに、
残念な写真になってしまいます。
そこで今回は、ガラス越しに写真を撮るコツを書きたいと思います。
今回は、道具を使いません。
レンズも、キッドレンズです。
でも、レンズがある程度、カメラから出っ張っていないと難しいです。
【まずは理論から】
「マジックミラー」と同じ原理で撮影します。
マジックミラーは、『明るい部屋』と『暗い部屋』の間に置いた場合、
『暗い部屋から』は見えるけど、『明るい部屋から』見えない。というものですね。
マジックミラーは特殊な加工がされていますが、
普通の鏡でも同じような現象が起こります。
『明るい部屋』からは映り込みが発生して中が見えにくくなり、
『暗い部屋』からは映り込みが発生しにくくて中が見えやすくなる。
つまり、
被写体側の部屋を明るく。
撮影者側の部屋を暗くすれば、映り込みを減らして撮影することができるのです。
【撮影方法】
ではどうすれば、その状況を作れるか?
今回のように動物園での撮影の場合は、被写体側の部屋の明るさは調整できませんね。
ならば、こちら側を暗くするしかないですけど。。。。
こっち側は外だしw
ではどうすれば、こちら側が暗くなるのか?
暗くなるのを待つ?
でも、閉園時間があるので待てません;
こちら側に暗い部屋を作る?
そんな大掛かりな事できないですねw
黒い布を頭から覆いかぶさるとか?
他のお客さんの邪魔になります;
答えは簡単!
レンズの周りを手で覆い暗くすればいいのです^^
レンズさえ暗い部屋にあれば環境が整いますからねv
あと、なるべくレンズをガラスに近づけて撮影!
この方法で撮ったのがコチラ。
ハッキリとお顔が見えていますね^^
レンズをガラスに近づけて、上から手で覆うだけです。
簡単なので、やってみてくださいなv