今回は、そんな檻を目立たなくして撮る方法を書きたいと思います。
【用意するもの】
①一眼レフカメラ
②望遠ズームレンズ
以上、2点あればなんとかなります。
①のカメラは、
レンズ交換式であればなんとかなるかと
出来れば、フルサイズ機の方がきれいに撮れますが
今回はマイクロフォーサイズのミラーレス一眼で撮影しました。
②の望遠レンズに関しては
なるべく望遠、120㎜以上は欲しいですかね(フルサイズ換算で)
あと、絞りの開放値の数字ができるだけ小さいもの(F2.8とか)
今回は40~150㎜(フルサイズ換算だと80~300㎜)でF4~5.6のレンズを使いました。
【撮影の理論】
撮り方の説明の前に、なぜ檻が消えるかの説明をしておきますね。
レンズには、最短撮影距離というものがあります。
分かりやすく言うと、
レンズの先端から被写体に近づいてピントが合う最も近い距離のことです。
お手持ちのカメラがあれば、被写体に限界まで近づいてAFを合わそうとしてみてください。
多分、ピントが合わずにぼやけたままになると思います。
このボケを利用して檻を消すのが、今回の撮影方法になります。
だからボケの出しやすいフルサイズ機で、F値の小さいレンズの方が良いのです。
【撮影方法】
カメラの設定は、絞りを開放値に(F値が一番小さい状態)
そして、檻にできるだけ近づいてカメラを構えます。
(少なくとも、最短撮影距離より短い距離に構えないと檻は消えません)
逆に、狙う被写体は檻から遠い方が良いです。
こんな感じ。
後はシャッターを切るだけです。
最後に撮ってきた写真です。
普通に撮った写真です。
手前に檻が写っていますね。
檻に接近して、少し離れた被写体を狙いました。
まだ、うっすらと網が残ってますね。
一番遠くにいた子です。
だいぶ目立たなくなっているのでは?
いくら檻に近づいても、被写体が近いと消えません。
檻が太いと被写体との距離が必要になってきます。
狭い檻だとこれが限界ですかね。
今回は、
カメラがフルサイズ機じゃないし、
レンズも明るいレンズじゃなかったのでこれぐらいが限界ですが、
この撮影法に合う機材を使えば、もう少し目立たなくすることは可能ですかね。
一眼レフを持っていて、ダブルレンズキッドを購入した方ならすぐに試せると思うので、
一度お試しあれv
私のミラーレスも、ダブルレンズキッドのレンズを使っているので^^
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