2015年11月13日金曜日

ガラス越しの被写体の撮影




ガラス越しに撮影した「ジャガー」です。

私の後ろにある木々がガラスに写り込んでしまっていますね;


これでは、せっかくジャガーが寄ってきてくれているのに、
残念な写真になってしまいます。


そこで今回は、ガラス越しに写真を撮るコツを書きたいと思います。



今回は、道具を使いません。
レンズも、キッドレンズです。

でも、レンズがある程度、カメラから出っ張っていないと難しいです。


【まずは理論から】

「マジックミラー」と同じ原理で撮影します。

マジックミラーは、『明るい部屋』と『暗い部屋』の間に置いた場合、
『暗い部屋から』は見えるけど、『明るい部屋から』見えない。というものですね。

マジックミラーは特殊な加工がされていますが、
普通の鏡でも同じような現象が起こります。

『明るい部屋』からは映り込みが発生して中が見えにくくなり、
『暗い部屋』からは映り込みが発生しにくくて中が見えやすくなる。

つまり、
被写体側の部屋を明るく。
撮影者側の部屋を暗くすれば、映り込みを減らして撮影することができるのです。


撮影方法

ではどうすれば、その状況を作れるか?

今回のように動物園での撮影の場合は、被写体側の部屋の明るさは調整できませんね。
ならば、こちら側を暗くするしかないですけど。。。。

こっち側は外だしw

ではどうすれば、こちら側が暗くなるのか?

暗くなるのを待つ?
でも、閉園時間があるので待てません;

こちら側に暗い部屋を作る?
そんな大掛かりな事できないですねw

黒い布を頭から覆いかぶさるとか?
他のお客さんの邪魔になります;


答えは簡単!
レンズの周りを手で覆い暗くすればいいのです^^

レンズさえ暗い部屋にあれば環境が整いますからねv

あと、なるべくレンズをガラスに近づけて撮影!





この方法で撮ったのがコチラ。

ハッキリとお顔が見えていますね^^


レンズをガラスに近づけて、上から手で覆うだけです。

簡単なので、やってみてくださいなv








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